- 弁護士?高森滝子(菊川怜)にある日、一つの弁護依頼が舞い込んでくる…。 保険会社勧誘員、須村さと子(石田ひかり)が無職の夫?要吉(渋川清彦)の殺害容疑で逮捕された。事件の夜、酒癖の悪い要吉が酔っ払って、妻のさと子に殴る蹴るの暴行を働いた。さと子は、家庭内暴力、いわゆるDVから、一人息子のタカシ(鴇田蒼太郎)を守るため、止む無く夫殺害に至ったと言うのだ。 容疑者がDV被害者の妻で、無職の夫がヒモ状態であったことから、女性の人権に関わる注目の事件となった。さと子を擁護している婦人団体からの弁護依頼は、滝子にとって名誉を勝ち取る大きなチャンスでもあった。「正当防衛は無理かもしれないが、情状酌量狙いで執行猶予がついたら弁護士として勝ったも同然」だと話す、法律事務所所長?栗原英彦(寺田農)の後押しもあり、滝子はさと子の弁護を引き受けることにする。 滝子は、正当...
- 高校バスケ部恩師?安東勝仁〔伊武雅刀〕のお別れ会に集まった元女子部員たち。中でもひときわ不幸のオーラをまとう元キャプテンの3人、榎木香菜〔山口紗弥加〕、鶴賀優子〔財前直見〕、三代澤茜〔桜庭ななみ〕。それぞれが予想もしなかった出来事に見舞われたばかりで、「自分のピークは高校時代だった…」と自嘲する。そんな中、恩師の妻?佳恵〔余貴美子〕からの一言で事態が急変する。 「バスケ寮に住まない?」 ひとつ屋根の下に住むことになった3人に、恩師の息子?悠一〔味方良介〕、香菜の娘?環〔根本真陽〕も加わり、世代の違う6人の『疑似家族』生活が始まる。 それぞれが懸命に変わろうとする中、果たして彼女たちの人生に一発逆転はあるのか――!?