- 「“悪徳領主”になって、好き勝手に生きてやる!」 星間国家アルグランド帝国の辺境を治める伯爵家に生まれ、幼くして当主となった転生者リアム。 善良さ故に奪われ続けた前世を反省した彼は、今度は奪う側である「悪徳領主」となり民を虐げようと決意! せっかくのSF世界なのだからロボットにだって乗りたい! 最強の剣術だって習得して、傍若無人に振る舞いたい! ゆくゆくはハーレムを作って、酒池肉林も楽しみたい!! ──しかし。 リアムなりに「悪徳領主」らしく振る舞っているはずが、なぜか民からは感謝されて好感度は上がりっぱなし……!? 魔法ありロボットありの星間国家を舞台に、 超銀河スケールでお贈りする勘違い領地経営譚が堂々開幕!!
- 本物の魔王の死“とともに世界を支配する黄都からの独立を宣言したリチア新公国。 二つの国が引き起こした新魔王戦争は、 圧倒的な力を振るう修羅たちの激突によって、 凄惨な破滅という結末を迎えた。 しかし、世界にはまだ時代を変革しうる逸脱の存在がある。 あらゆる能力や種族の頂点を極めた修羅たちと、 それを利用すべく謀略を巡らす者たちが一点に集うとき、 宿命と凶兆が交差し、すべてを灰燼に帰す大いなる厄災が訪れる。 “本物の魔王”が何者かによって倒された。 恐怖の時代は終わったかに見えたが、単独で世界を変革しうる “最強”たちが新たな脅威となった。 リチア新公国はこの力をもって、 覇権国家である黄都との全面戦争を開始。 最強の修羅たちが激突した戦争は、壮絶な破滅とともに幕を閉じた。 しかし、世界には今なお逸脱の力をもつ者たちが存在する。 能力の頂点を極めた修羅と謀略を巡らす者。 それぞれの思惑が交差する時、 すべてを灰燼に帰す大いなる厄災が訪れる。